FLW(フロー)をリリースします

DYBRK(デイブレーク)でWHC LabのPineapple Passion酵母を使ってみて、Hazy IPAを作ってみたくなりました。Hazy IPAをHazyにするためには、ホップの選択も重要ですが、しっかりと濁る酵母を選択することが非常に重要です。酵母の再使用を一切行わないヨーテイブルーイングにとって、London Fogを毎回使うわけにはいきませんので、リーズナブルにしっかり濁ったHazy IPAを作れる酵母は非常に重要です。ホップはPeacharineを選択しました。当社が使用するホップは生産国から直輸入することが多いのですがFreestyle Hopsから輸入する場合は最低販売量が10bags(50kg)と比較的多いので、当社ではBe Easy Brewingのギャレスさんが始めた @hakkosupply から仕入れています。

結果はHazy IPAとしての期待にしっかり応えるものになりました。ホップは5kgだけ仕入れ、350L程度の取れ高でしたので、3-4lb/bblの使用量になります。高発酵中と発酵後半に半量ずつ圧力下でドライホップしただけですが、ポンプで撹拌したような溶け込みが得られました。ポンプで撹拌すると酸化のリスクがありますので、ホップを投入するだけでこれだけホップ感が得られるというのはニュージーランドホップらしいと言いますか、期待以上です。

ピーチと聞くと真っ先に連想するのは福島県産のジューシーな白桃ですが、考えてみると国外では黄桃が主流ですので、Peacharineから黄桃の風味を強く感じます。凝集性が低い酵母なので濁りも長期間にわたって続くことが期待されます。北米産のホップではまず味わえない熟れたフルーツ感と多少の野生味をぜひ多くの方に味わっていただきたいと思います。

ABV: 7.0%
IBU: 25
Hop: Peacharine
Yeast: Pineapple Passion

今週末より @craftpub_brianbrew でお飲みいただける他、ニセコ道の駅ビュープラザ @michinoekiniseko 、当社のオンラインショップでもお買い求めいただけます。